処方せんの期限!?!?
こんにちは。
アラサー薬剤師のあななです。
今日は処方せん(処方箋)についてご紹介していきたいと思います。
処方せんとは?
処方せんとは、はてなキーワードだと以下のように説明されていました。
- →「処方箋」 薬箋医師が患者に与えるべき薬の処方を記載した書類。これによって薬剤師が調剤する。解決法(比喩的に)物事の処理法 続きを読む
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処方せんとは、病院にいったときにお医者さんから「このおくすりを出しておきますね」と言われたお薬が書いてある紙です。
たいてい、病院の受付や事務など、診察が終わった最後にもらうと思います。
この処方せんをもって薬局に行って、
薬局に出すと、薬剤師さんからお薬がもらえる、
という流れでいつもおくすりをもらっていると思います。
病院でおくすりが貰えたほうが圧倒的に楽ですよね。
病院でも何時間も待たされたのに、薬局でも待たされるし・・・
でもこの待ち時間は「医薬分業」という方針によって、発生しているんです。
医薬分業(いやくぶんぎょう)とは、患者の診察、薬剤の処方を医師または歯科医師が行い、 医師・歯科医師の処方箋に基づいて、調剤や薬歴管理、服薬指導を経営的に独立した存在 である薬剤師が行うという形でそれぞれの専門性を発揮して医療の質の向上を図ろうとする制度。 (ウィキペディアより)
医師と薬剤師が独立していたほうがより良い医療になる、という考えなのです。
薬局では、どこの医療機関の処方せんでも調剤してくれます。
全国どこの病院の処方せんでも大丈夫です。
なので例えば、旅行の直前に、東京の病院で処方せんをもらって、
北海道の薬局にその東京の処方せんを持っていっても、お薬もらえます。
処方せんに期限があるの?
実は、処方せんには期限があります。
このことを知らない方も多くいらっしゃると思います。
有効期限は4日間です!
処方せんの有効期限は発行日を含めて4日間(日曜日や祝日を含む)です。
この期限を過ぎてしまうと、調剤薬局では受付できなくなり、
医療機関で再発行をしてもらうことになってしまいます。
このことは、「保険医療機関及び保険医療養担当規則」で決められています。
なので例えば、「病院でたくさん待ったから今日は疲れたし、また今度薬局でおくすりもらおう!」
と思った場合には、
その病院に行った日も含めて4日以内に薬局に行って
必ずおくすりをもらってくださいね。
※なお、お盆の時期や年末年始などの長期休みのときは例外になることがあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また薬剤師ならではの記事を書いていこうと思いますので
よろしくお願いします♪
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